喪主が心がけたい葬儀の流れ

葬儀の事前準備を行うメリット

人が亡くなるということは、予測できないことだとされています。
しかし、これだけ医療技術が進歩すれば、病気の進行状況はよくわかってしまいます。
そのため、「あと数日、数ヶ月の命しかない」ということは、実際にはかなり詳細にわかってしまうものです。
事故などの場合にはそういった予測はできませんが、病気で入院治療を行っている場合などは、比較的予測がしやすいと言えるでしょう。
しかし、そのように生きられる期間について医師からの説明を受けているにも関わらず、亡くなる前に葬儀の事前準備を行っている人はあまりいません。
なぜなら、そういった葬儀の準備を行うということは、死を前提とした行動であり、それは不謹慎だと考えるのが一般的となっているからです。
しかし、現在では少し違った考え方をする人が増えてきました。
まず、故人が自分の葬儀について不安を抱くことのないように、故人自ら自分自身の葬儀の準備を生前に進めるケースも多くなっています。
また、故人の遺志をできるだけ葬儀に反映できるように、葬儀に関する希望を家族が聞いておき、亡くなってからスムーズに葬儀の準備が進められるようにしておく、といったケースもあります。
このような葬儀の事前準備に関して、不謹慎だと感じる人もいるでしょう。
そう思う人は、やはり亡くなってからの葬儀準備で良いと思います。
しかし、事前準備には色々なメリットがあることも事実です。
例えば、故人にとって、葬儀によって遺族に負担をかけてしまうことは、何よりの心残りになってしまいます。
そのため、生前準備をしておくことで、遺族への負担を軽減したいという気持ちを形にしておくことができます。
また、自分の希望に沿った葬儀を準備することで、故人の遺志を尊重した葬儀を実現することができます。
また、葬儀の際には、遺族間で金銭を巡るトラブルが起こるケースも珍しくはありません。
しかし、生前に葬儀の事前準備をしておけば、その時点で葬儀にかかる費用の全体像がわかっていますので、きちんと話し合い、トラブルを避けることが可能です。
死というものは、どことなくタブー視されているものです。
そのため、誰かの死後の対応について事前に話し合っておくといった行動は、以前なら考えられませんでした。
しかし、葬儀の際に起こるトラブルも増加している昨今、もしも自分の思い通りの葬儀を行ってほしい、葬儀準備をスムーズに進めたいと考えるなら、事前準備も選択しての一つに含めておくべきではないでしょうか。

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